化学物質過敏症やシックハウス症候群と誤診されやすい慢性疲労症候群などについての講演会です。

水城医師の講演会に行って来ました!
日本で数少ない化学物質過敏症を診断してくれる病院の1つが国立盛岡病院です。
東北では唯一のとても貴重な診断をしてくださる水城まさみ医師がいらっしゃいます。
慢性疲労症候群の三浦医師と、化学物質過敏症の水城医師のコラボで、お2人とも始めてお会いしましたが、本当に患者さんの事を最善に親身に考えてくれる、心ある医療をしてくれるとても素晴らしい医師です。

水城医師も化学物質過敏症を発症されているそうです。
発症されていなければ、この病気の患者さんの立場を理解するのはとても困難と思います。
そして、医療従事者の発症者が多いというのもありますが、水城医師の講演で医学部の学生の話もあり、私と同じ経験をしている話はとても納得しました。

化学物質過敏症の医師が共通して言ってくれる事は、原因も症状も過敏度も重症度も・・・全員が違う為に、「この病気は患者さんが言う事が全てです!」と言ってくれます。

大きな器で受け入れてくれる為に、他の医療機関で否定され誤診を受け続けて来た患者さんにとっては、正式な病名を分かっただけでも嬉しいのに、理解してくれる人、受け入れてくれる人がいる事は神様に見えます。

現在は日本で化学物質過敏症の診断をしてくれる医師は10人もいなくなってしまったと思います。
専門医が少ないために、予約をしてから数か月待ってからやっと診察となりますので、その期間がとても苦しい日々が続いてしまいます・・・。
診断を受けても、薬や手術で治るわけでもなく、食生活を含む日常生活の改善によって、解毒をして、有害物質を避けて、免疫力を高めて、自分の力で治して行かないといけない為に、とても時間がかかります。
個人差がとても大きいですが、少しは良くなって来たと実感し始めるまでは早くても1年はかかります。
そして、さらに長い年月をかけて良くなって来ますので、とても長い道のりです。
だからこそ、早くこの病気に気付いて、予備軍と思われる時期から生活改善をして化学物質過敏症の治療と同じ事をして頂きたいと心から願っています。
2016-5-7-1

5月12日は看護の日でもあり、化学物質過敏症世界啓発デーです。
盛岡病院で、化学物質過敏症の啓発を目的として、毎年シンボルカラーであるグリーンライトアップが行われました。
2016年5月6日(金)~13日(金)
盛岡病院グリーンライトアップ → コチラ
国立盛岡病院 → コチラ


慢性疲労症候群と化学物質過敏症(シックハウス症候群)について2部制で講演会がありました。
5月7日講演会
一部の慢性疲労症候群については、三浦医師がお話してくださいました。
(秋田県・外旭川サテライトクリニック)

慢性疲労症候群とは聞いた事はありますか??
誰もが知っているあの人が苦しんだ病気です。

それは・・・
ナイチンゲールです。
ナイチンゲールは、人生の半分をこの慢性疲労症候群という病気で寝たきりで過ごしたそうです。

講演中は、あまりもの驚きでずっと目がテンになっていました!
ほとんどが頷く内容で、ビックリして口も開いていたかも知れません。
化学物質過敏症ととても症状が重なります。
症状などが当てはまり「これは違うかな」と思う事が1つもありませんでした。
併発していたのではないか??
と聞けば聞くほどに、それしか頭にありませんでした。

慢性疲労症候群(CFS)
インフルエンザ罹患時の様な不快な症状が長期に続く原因不明の疾患。
著明疲労、発熱、筋肉痛、咽頭痛
   +
睡眠障害、思考力低下、気分障害、運動障害

そして、さらに・・・
表情、姿勢、動作、反応に表出される疲労
抗重力筋がきちんと動いていない。
重力に逆らえない。
帰還した宇宙飛行士状態。

さらにさらに・・・
全身倦怠感、全身疼痛、食意不振、食後腹部不快感、持続性発熱、高度不眠、多量発汗、動悸、息切れ、めまい、臭覚過敏、温度・気圧過敏、振動覚過敏、音過敏、息苦しさ、座位保持困難、自力立ち上がり不可、胸部拘束感

性格
几帳面で責任感が強い。

幼少時より自家中毒頻回。

悪化していた時は力が入らずに箸も持てない時もありました。
目が覚めても脱力感で身体が起き上がる力さえも入りませんでした。
誤診されやすいのがとてもつらい位によく理解出来ました。


そして、水城先生のとても貴重な講演がありました。

水城先生は、日本の喘息の名医50人の中に入っている名医だそうです。

〇2004年 シックハウス症候群が病名登録
 「有機溶媒の毒作用」として登録されています。
 当時の北里研究所にいた現在の私の主治医の宮田幹夫医師と石川哲医師が命名。

〇2009年 化学物質過敏症が病名登録
 シックハウス症候群の80%は化学物質過敏症へ移行するそうです。
 脳の反応性の異常の病気と言っていました。

水城先生が化学物質過敏症の研究を始めたキッカケは、私の経験と同じでした。
大分大学勤務時に、医学部の学生が解剖の実習で体調不良となり原因追究の為に健康調査をした事からだそうです。
〇80%の学生に体調不良が起こった事。
〇原因はホルムアルデヒド。
〇アレルギー体質の学生が30年前の3倍に増加。
さらに、大規模な換気改善によって症状が有意に改善されたそうです。

私も、解剖の実習時に私1人だけが強烈な吐き気に襲われて、内臓が飛び出そうなぐらい嘔吐しました。
(牡蠣で当たった時よりも激しかったです・・・。)

自宅を新築
  ↓
2ヶ月後 花粉症発症
  ↓
2ヶ月後 鼻血が毎日続く
  ↓
解剖の実習で嘔吐
  ↓
その後は・・・
次々と色んな物に反応
体調不良
学力急低下


原因不明の体調不良で悩んでいる・・・。
臭いで体調が悪くなって悩んでいる・・・。
新しい建物に入る様になってから体調がおかしい・・・。
などといっても、化学物質過敏症という病気を知らなければ疑いを持つ事もありません。
そして、それに気づく人がとても少ないのが現状です。

なぜなら、ほとんどの医師が知らないので、医師がこの病気を疑ってくれる事はないためです。
この病気は病気に苦しむだけではなく、認知度が低いために、どんな方でも最初は医師からの無理解、周りの人からの無理解にとても苦しむ病気です。
この経験をしない方はいませんし、必ず乗り越えなければいけない壁なのです。
「家族の無理解」が患者さんにとっては一番つらい事です。

1、まずはこういう病気があると知る事。
  ↓
2、受け入れる事。
  ↓
3、どの様にすれば良くなるのかを勉強する事。
  ↓
4、コツコツと生活改善をする事。
  ↓
5、必ず良くなると信じて地道に諦めない事。

この流れがとても大切だと思っています。
でも、多くの方は1~3がなかなか出来ない方も多いのです。
だからこそ、啓発をしてこの病気がある事を伝える事が大切なのです。
自分は何ともなくても、身の回りの方がこの様な事で悩んでいる事もあります。
その時に、化学物質過敏症という病気があるという事を教えて頂けるだけでも力になる事が出来ます。


講演会には、盛岡病院の院長先生もいらっしゃいました。
そして、きちんと医療用の酸素ボンベが準備してありました~!
素晴らしいです。

病院をあげて化学物質過敏症への取り組みをしてくださっている事は、とてもありがたい取り組みで、感謝しかありません。

化学物質過敏症の啓発リボンのステッカーとピンバッジをGETしました!
早速、車に貼ってみました。
2016-5-7-3
CS啓発カーになります!
私は3月に車を買い替えてから咳が止まらずに、現在はシックカーの様な状態です。
新車を買った時の症状ほどは悪化していませんが、これから暑い時期にベイクアウトしないといけないです。

主催をしてくださった方も、車イスでいらっしゃいました。
青森県の石川さんです。
水城先生もお忙しい中お写真を撮ってくださいました。
2016-5-7-2
私と顔が並ぶぐらいの小柄な先生です。

今年参加出来なかった方は、ぜひ来年は参加してみてください。


みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会
ぴゅあぃ
電話 022-702-7969
メール skfsendai@gmail.com